持続化補助金(新型コロナ対策その17)

「持続化補助金(特別枠)」について、経済産業省の担当者(中小企業庁 小規模企業振興課)から話を聞きました。

「持続化補助金」は、ホームページの作成・改良、店舗の改装、チラシの作成、広告掲載などの販路開拓費への補助金で、小規模事業者とNPO法人が対象となります。

小規模事業者の定義は、5名以下の商業・サービス業、20名以下の宿泊業・娯楽業・製造業・その他となっています。

新たに設けられた「特別枠」は、

  • 補助上限額:50万→100万円
  • 補 助 率:2/3→3/4

に引き上げられますが、以下のいずれかが経費の1/6以上であることが条件となります。

  1. サプライチェーンの毀損への対応(部品内製化、出荷先営業停止に伴う新規顧客開拓)
  2. 非対面型ビジネスモデルの検討(自動精算機、キャッシュレス端末、インターネット販売へのシフト)
  3. テレワーク環境の整備(テレビ会議システムの導入)

さらに、採択された事業者は、「事業再開枠」として、感染防止対策の経費(消毒、マスク、清掃、飛沫防止対策、換気設備、クリーニング、体温計、サーモカメラ、感染防止呼びかけのチラシ・ポスター等)に対して上限50万円の定額(10/10)補助を申請できます。

現在、第3次公募を受付中で、締切は8月7日ですが、それ以降も、第4次(10月2日締切)、第5次(令和3年2月締切)も予定しています。

第1次公募では、6744件中5503件が採択(採択率81%)されています。採択された事業者が公表されていますので、参考にしてください。
令和2年度補正予算 日本商工会議所 小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型> :: 採択者一覧

申請にあたっては、商工会・商工会議所のサポートにより経営計画書を策定する必要がありますので、お住いの地域の商工会・商工会議所にご相談ください。

本件に関するご質問やご意見・ご要望などがあれば、経済産業省に確認しますので、私(takai@takaitakashi.com)までご連絡ください。結果は必要に応じて皆さんにも情報共有いたします。

「持続化補助金(特別枠)」について、経済産業省の担当者(中小企業庁 小規模企業振興課)から話を聞きました 持続化補助金(新型コロナ対策その17)資料

引用・参考・出典

【出典記事】
たたかい日記:新型コロナ対策その17(持続化補助金) - 高井崇志(タカイタカシ) | 選挙ドットコム