休業支援金【続報】（新型コロナ対策その２４）

2020年7月5日 2021年2月22日

suzuki

「休業支援金」の申請受付がようやく今週中に開始されます。

休業支援金の申請受付

「休業支援金」は、休業中なのに休業手当が支給されていない労働者に対して、賃金の８０％が支給される制度で、会社が申請する雇用調整助成金と異なり、労働者自らが申請することができます。

厚生労働省の担当者（職業安定局雇用保険課）にお聞きしたところ、今週前半に「申請要綱」が発表され、今週後半に「申請受付」が開始されるそうです。

「対象者」は、４月１日～９月３０日まで新型コロナの影響で休業中の方で、賃金が支給されなかった中小企業・小規模事業で働く方（パート・アルバイト・学生も可）です。

雇用が継続されていることが条件なので、日雇い労働者は対象外ですが、短期間でも雇用契約があれば対象になります。

「支給額」は、休業前６ヵ月のうち、いずれか３ヵ月に支給された賃金総額の８０％（１日あたりの上限額は１１，０００円）を、実際に休業した日数に応じて、月額３３万円を上限に支給します。

申請は、オンライン又は郵送で受け付けます。申請先は各都道府県の労働局とする予定です。

申請には、

等が必要になります。

※「休業を証明する書類」は、雇用主から「休業中です」という旨を一筆書いてもらえば足りますが、会社が倒産しているケースなど発行が難しい場合には、個別に労働局が事情を確認するそうです。

申請から支給までは２週間程度を予定していますが、個別に確認を要する場合には、もう少し時間がかかります。

本件に関するご質問やご意見・ご要望などがあれば、厚生労働省に確認しますので、私（takai@takaitakashi.com）までご連絡ください。結果は必要に応じて皆さんにも情報共有いたします。