小学校休業等対応助成金(新型コロナ対策その5)
現在、国会で審議中の「小学校休業等対応助成金」の拡充について、厚生労働省の担当者(雇用環境・均等局 職業生活両立課)から話を聞きました。
この制度は、休業した小学校等に通う子どもの保護者に対して、有給休暇(賃金全額支給)を取得させた会社に対して、その賃金の全額(ただし上限あり)を助成する制度です。
対象となる学校
小学校、幼稚園、保育所、認定こども園、認可外保育所、放課後児童クラブ等の他、障害のある子どもについては、中学校・高校も含まれます。
対象となる保護者
両親だけでなく、祖父母や里親など「子どもを現に監護する者」も対象となります。また、会社が有給休暇の対象とする場合には、子どもの世話を一時的に補助する親族も含まれます。
今回の改正(第2次補正予算)で変更されるのは以下の3点。
- 8,330円であった支給額の上限を15,000円に引き上げる
(15,000円は4月1日以降のみで、2月27日~3月31日までは8,330円) - 有給休暇の期限を6月30日から9月30日まで延長する
- 申請期間を9月30日から12月28日まで延長する
申請は、郵送で「学校等休業助成金・支援金受付センター」に行います。
具体的な申請方法や申請書類、提出先等は以下のHPを参照ください。
小学校等の臨時休業に伴う保護者の休暇取得支援のための新たな助成金を創設しました 新型コロナ休暇支援|厚生労働省
この制度に関するご質問やご意見・ご要望があれば、文部科学省に確認しますので、私(takai@takaitakashi.com)までご連絡ください。結果は必要に応じて皆さんにも情報共有いたします。