超党派の国会議員に呼びかけて「第2回フィンテック勉強会」を開催しました

超党派の国会議員に呼びかけて「第2回フィンテック勉強会」を開催しました。(第1回は昨年10月20日に開催)

フィンテック協会の丸山代表理事、金融革新同友会(フィノベーターズ)の増島代表理事からそれぞれ民間企業の取組みを伺い、その後、金融庁の佐藤信用制度参事官・神田企画官、経済産業省の荒井情報政策課長・佐野情報経済課長・須賀産業資金課課長補佐からそれぞれ政府の取組みを伺いました。

その後の意見交換は1時間以上にわたり白熱した議論となり、国会議員も含めて20名強の皆さんから発言がありました。

この勉強会を通じて、フィンテックは金融庁・経済産業省にとどまらず、多くの省庁に関連して規制緩和が必要であることがわかりました。せっかくITを駆使しても、書類には印鑑が必要であったり、アナログ的な本人確認が必要であったり・・・。こうした各省庁にまたがる課題を解決するのは、本来、IT総合戦略本部(事務局:内閣官房IT総合戦略室)の仕事ですが、同本部の所掌にフィンテックは明確に位置づけられていません。

「フィンテックは金融業のIT化にとどまらず、ITによる社会変革そのものである」

これが私の持論ですが、そう考えれば、自ずと「IT総合戦略本部がフィンテックを所掌すべき」となります。

「フィンテックを応援する超党派の議員連盟」をつくるため、「自民党フィンテック議員連盟」の平井たくや会長とも相談を始めており、我が国成長戦略の柱となるフィンテックをこれからもしっかり応援してゆきます。