昨日の総務委員会(一般質疑)では、相変わらずのNHKの隠蔽体質に対して厳しく質問しました

昨日の総務委員会(一般質疑)では、相変わらずのNHKの隠蔽体質に対して厳しく質問しました。

昨年の総務委員会において、NHK子会社の問題を調査した「ガバナンス調査委員会」に5600万円が支払われていたことが問題となりました。(随意契約で籾井会長と懇意の小林弁護士が契約先であったため。)

ところが、先月の総務委員会で、私から「他にも同じような調査を5000万円使って行っていたのではないか?」という質問をしたところ、会長・専務理事ともに「記憶にありません」を連発していました。しかし、翌日の毎日新聞でこの調査の存在が明らかとなり、翌々日の総務委員会で会長・専務理事から私に対して謝罪がありました。

これだけでも大問題ですが、更に本日、私の質問で、本来NHKは3000万円以上の契約は全て会計検査院に報告しなければならないのですが、これも報告していなかったことが発覚しました。

もはや意図的かつ組織的な隠蔽だと疑わざるを得ません。

NHK経営委員会の議事録を見ても、何事もない部分は詳しく書かれていますが、肝心な部分が全く議事録に残っていないことがよくあります。

NHKは受信料で成り立つ公共放送です。5000万円という金額は4万人分の受信料です。他のどの放送局や企業よりも、情報公開が求められることは言うまでもありません。

NHK予算審議の採決まで、あと2回質問に立つ予定です。しっかり疑惑を追及し、賛否について適格な判断をしていきます。