全国空襲連の院内集会に出席し、ご挨拶させて頂きました
全国空襲連の院内集会に出席し、ご挨拶させて頂きました。
私の前に小林節慶応大名誉教授が、「政権交代なくしてこの問題の解決はない」と発言されたので、私からは、
「民主党政権時代、私はこの問題に取組む議員連盟の事務局長でしたが、役所の抵抗が激しく、政権を担っていてもできませんでした。しかし、今は超党派で取組んでいます。この問題は超党派で取組まなければ解決できません。全国の空襲被害者の方々がお亡くなりになる前に何としても解決します。」
と申し上げました。
戦争被害者のうち、軍人・軍属には戦後50兆円以上の補償が行われているのに、空襲被害者をはじめとする民間人には1円も補償されていません。財源がないのであれば、せめて国(政府)が責任を認め、空襲被害者に謝罪すべきです。国(政府)は空襲被害者の数すら調べていません。空襲被害者の数は全国で60万とも70万とも言われていますが、正確な数字はわかりません。1945年6月29日の岡山空襲の死者は1737人とはっきりしており、全国の自治体に問い合わせれば凡その数がわかるはずなのに、国(政府)はそれをしません。国(政府)として数字を発表したくないのでしょう。
こういう国(政府)の姿勢が、空襲被害者の皆さんの心をどれだけ傷つけているか。このことを国(政府)にわからせないとなりません。
今度こそ、断固として闘い、必ず解決のための立法措置をいたします。