予算委員会(分科会)にて、「子ども」をテーマに、塩崎恭久厚生労働大臣に対して質問を行いました

予算委員会(分科会)にて、「子ども」をテーマに、塩崎恭久厚生労働大臣に対して質問を行いました。

①里親・児童擁護施設支援
児童擁護施設で「抱っこボランティア」を続けている「ぐるーん」の活動を紹介。創設者の故有尾美香子さんのこと、後を継いだ河本美津子さんのことをお話しました。児童擁護施設の中には、外部の人を中に入れることに抵抗がある施設もあるため、厚生労働省から「ぐるーん」のような取組を推奨してもらえないか提案しました。併せて、里親マッチングを行う児童相談所職員の増強と、「里親は45歳以下が望ましい」というガイドラインを廃止すべきと訴えました。塩崎大臣からはかなり前向きな答弁を引き出すことができました。

②不妊治療支援
2年前に制度改正した助成金の年齢制限と回数制限は撤廃すべき。専門医をもっと増やすべき。1回50万円程度の治療費は高額なので、医療保険を適用すべき。等々を提案しました。

③保育士の待遇改善・保育園のIT化の推進
待機児童が減らないのは保育士のなり手不足。最大の原因は給料が安いこと。次に勤務時間が長いこと。財源がなくすぐに給料アップが難しいのであれば、まず勤務時間を減らす努力をすべき。保護者との連絡を未だに電話や紙の連絡帳で行っているのは非効率。スマホやパソコン等を活用すべき。

いずれの問題も、塩崎大臣に直接問題点を指摘できたことに意味があると思います。改善するまで、しつこく指摘し続けます。