岩手県盛岡市で開催中の総務省・筑波大学主催「第7回DAN(デジタル・アチーブ・ネットワーク)ワークショップ」に出席いたしました

岩手県盛岡市で開催中の総務省・筑波大学主催「第7回DAN(デジタル・アチーブ・ネットワーク)ワークショップ」に出席いたしました。

主催者であるデジタルアーカイブの第一人者杉本重雄筑波大学教授とは、15年前岡山県庁で働いているときからのご縁で、今も仲良くさせていただいています。

本日発表のあった宮城県多賀城市の「震災アーカイブ(震災の記録を写真・動画等で残す)」の取組みは素晴らしいものでした。東日本大震災で188名が亡くなった多賀城市では、「災害はなくせないが、被災者をなくす『減災』はできる。わが市から二度と死者を出さないために、震災の記録をしっかり残し、1000年後まで語り伝えよう。」という市長の強い想いのもと、震災から半年後に「震災アーカイブ」事業に着手したそうです。

私も震災の記録を残しておくことは、絶対にやらなければならないことだと思います。ただ、目の前の復旧・復興に追われ、どうしても後回しになっています。しかし、今やらなければ、時が経つにつれて記憶は風化してしまいます。「震災アーカイブ」は国(政府)が主導してやらなければなりません。これまでも復興特別委員会等で質問してきましたが、今日は益々その想いを強くする一日となりました。

早く国会を開いて欲しい。