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【ヨーロッパ視察(その5)】 ドイツ北西部オスナブリュック市を視察

2018年05月05日たたかい日記

【ヨーロッパ視察(その5)】

ドイツ北西部ニーダザクセン州にあるオスナブリュック市(人口16.8万人)を視察しました。

まずは市役所の環境局長から、2008年から始めた画期的な取組み「ソーラーマッピング」の話を伺いました。

「ソーラーマッピング」とは、セスナ機で市内全域を撮影し、レーザースキャナーで建物の高さを測定することにより、ビル影なども計算した上で、市内の全ての建物が太陽光発電に適しているか(採算が合うか)をウェブ上で表示するサービスです。

驚いたのは、わずか5万ユーロ(約700万円)でこのサービスが提供できていることです。このサービスにより、市内の約6割の世帯が太陽光発電で採算が取れると診断されました。仮にこの全世帯に設置された場合、市内の全エネルギーの165%をカバーすることになります。

このサイトへのアクセスは3万を超え、市内では急速に太陽光パネルの設置が進んでいます。

更に2015年に再度セスナ機を飛ばし、赤外線センサーにより、断熱診断(どの建物でどれだけ熱が逃げているか)もできるようになりました。

「ソーラーマッピング」はドイツ全国で注目され、ノルトライン・ヴェストファーレン州やミュンヘン市等では、100万~200万世帯の規模で実施する計画です。

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