2月28日総務委員会:安倍総理との質疑(その3)

2月28日総務委員会:安倍総理との質疑(その3)「補正予算・小中高校の一斉休校への対応」

(高井委員)
各省庁に必要な法案作成の指示を出したのは昨日。これでは遅すぎる。
補正予算は未だに検討の指示すら出していない。
日本の新型コロナウイルス対策予算は153億円のみ。
シンガポールは5000億円。香港は1兆円。
桁が違う。

(安倍総理)
まず予備費2700億円を年度内に投入する。
その上で、更に必要であれば補正予算についてもしっかり対応していきたい。

(高井委員)
必要であるに決まっている。
ここで使わずして、どこで使うのか。
東京オリ・パラを控える日本は、世界中のどの国よりも対策に力を入れるべきだ。
昨日の小中高の一斉休校だって、一人親・共働きの家庭はどうするんだ、非正規雇用の方は簡単に会社を休めない。
休業補償はあるのか。
シンガポールは1日8千円補償している。
香港は14万円支給している。
こういう手当てとセットで、パッケージで説明しなければ、国民は安心できない。

(安倍総理)
小中高校の休校要請ついては、例えば、企業に対して有給休暇をとりやすい状況をつくってくださいというお願い、またあるいは、中小企業や小規模事業者の皆さんに対する対応、雇用調整助成金等々も活用しながら対応していきたいと思っているし、また、パートの皆さんがお休みをとることによっての収入減に対する対応、給付等も勘案しながら、対策をしっかりと、政府として責任を持って対応していきたいと考えている。