2月28日総務委員会:安倍総理との質疑(その2)
2月28日総務委員会:安倍総理との質疑(その2)「会食の自粛」
(高井)
私は、総理の危機感のなさが国民を不安にし、政府が後手後手に回っている原因だと思う。
その一例が、総理の夜の会食。
数えてみると、2月12日から昨日まで、平日11日のうち9日間、マスコミ、経営者、与党国会議員と会食している。
2月12日には既に200人の感染者が出ていた、その日からこれだけ会食するのはちょっと異常だ。
今民間企業は飲み会を自粛している。
せめて今後、会食を自粛する考えはないか。
(安倍総理)
高井議員は少し勘違いをされている。
会食というのは、別にいわゆる宴会をやっているわけではなくて、さまざまな方々と意見交換を行っている。
あるいは、例えば金美齢さんや日華懇の若手議員の皆さんに先般の台湾の総統選挙の話を伺った。
それが果たしていけないことなのか。
また、経営者がこのコロナウイルス等に対してどのような対応をとっているか話も伺わなければならない。
夜は当然食事はするわけで、その場を生かしてお話を伺う。
別にものすごい大人数の会食というわけではないし、高井議員が想像されているようないわゆる宴席でもない。
そういう機会を活用しながら総理大臣としていろんな方々からお話を伺うということも、私は大変大切な機会ではないのかなと考えている。
(高井)
首相動静は公表されているが、会食されている方々の名前を見ると、そのような話をしているとは思えない。
総理のこの姿勢を国民は見ているので、ぜひここは、今からでも遅くない、しっかりそういう危機感を持った姿勢をリーダーとして示してほしい。