瀬戸内海海ごみフォーラム in おかやま

「瀬戸内海 海ごみフォーラム in おかやま」に参加し、九州大学の磯辺篤彦教授による基調講演「海洋プラスチック汚染の現状と今後」を聴講しました。

世界中で年間3000万トンのプラスチックゴミが捨てられており、その5割以上が東アジア・東南アジアから排出されています。

海岸に漂着するゴミの大半はプラスチックゴミで、ほとんどが川から流れ出たゴミです。

今問題となっているのは、マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下の小さなプラスチックゴミで、洗顔料や歯磨き粉のスクラブ(プラスチックの粒子。角質層を落とすのに効果がある)から発生するケースが多く、有害物質や汚染物質を吸収する性質があるため、これを魚が食べ、やがて人間が汚染された魚を食べることになるそうです。

質疑応答の機会があったので、政治が取り組むべき課題、特に法律によって規制する方策について質問しました。

終了後、さっそく法律を作るロビー活動をしている環境団体の方が名刺交換に来られたので、法律の制定に向けて全力を尽くすことをお約束しました。