「科学技術・イノベーション議員連盟」つくば視察 その③

「科学技術・イノベーション議員連盟」つくば視察 その③

物質・材料研究機構を訪問しました。

物材機構は、旧科学技術庁が所管する金属材料技術研究所と無機材質研究所を橋本行革の際に統合し、2001年に独立行政法人として設立され、2016年に特定国立研究開発法人となります。

いろいろ見学されて頂きましたが、中でも、「原子スイッチ」に大きな関心を持ちました。

原子スイッチは、電子移動を利用した半導体スイッチ(トランジスタ)とは全く異なる原子で動作する、イオン移動を利用したもので、電気の消費を10分の1に抑えることができます。

IT産業における電力消費は今後の大きな課題であり、この技術が確立されれば、解決することができる夢の技術です。

これが実用化された暁にはノーベル賞の受賞もあり得る重要な研究だと思います。