地球温暖化と食糧危機を救う「フードテック」とは

超党派「フードテック振興のための議員連盟」設立総会に出席しました。

2050年には世界の人口は97億人となり、現在の2倍の食糧が必要となって、早ければ2030年頃には世界的な「タンパク質危機」が発生すると言われています。

食料危機のみならず、地球温暖化防止の観点からも、植物や昆虫などを肉やパンなどの「タンパク質」に代替する商品(グリーンミートたコオロギパン)を開発する「フードテック」が期待されています。

世界のフードテックへの投資額は急増しており、ここ6年間で10倍以上の2兆4000億円が投資されています。しかし、米国(9500億円)や中国(3500億円)に比べて、日本の投資額はわずか97億円にすぎず、米国の100分の1しかありません。

農林水産省は本年4月にようやくフードテック研究会・官民協議会を立ち上げましたが、こうした取組みを加速するため、超党派の有志国会議員により議員連盟が設立されました。

この日は、コオロギを原材料とするパンを製造している「敷島製パン」や、食物アレルギーやベジタリアン、ヴィーガン等に対応したアプリの開発を行っている「CAN EAT」など、民間企業4社の方にお越しいただき、お話を伺いました。

「CAN EAT」の調査によれば、何らかの食物アレルギーがある家庭は全家庭の17%存在し、その家庭では外食ができないため、他の家庭に比べて27000円食費が低くなることがわかったそうです。飲食店が食物アレルギーやベジタリアン、ヴィーガン等に対応することにより、約6000億円の新たな市場が生まれると推計されます。

この日配られた「コオロギパン」を食べてみましたが、普通のパンと全く変わらない味でしたし、以前、ベジタリアン・ヴィーガン議員連盟で試食した大豆ミートのハンバーグや唐揚げなども、全く違和感なく美味しくいただきました。

フードテック振興を図ることにより、地球温暖化や食糧危機という世界的課題に対して、具体的な解決策を示していきたいと思います。

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