民進党「政策アップグレード検討会」第2回総会に出席しました

民進党「政策アップグレード検討会」第2回総会に出席しました。

本日は、新進気鋭の経済学者柴田悠京都大准教授から、「子育て支援が日本を救う」と題しての講演をお聞きました。

柴田准教授は、OECD加盟28カ国のデータを分析し、保育サービスに年間1.4兆円の予算を追加すれば、わが国の潜在的待機児童(80万人)が解消されるだけでなく、労働生産性成長率は0.53%、経済成長率も0.65%増え、子どもの貧困率は2.2%減り、出生率は0.015%上がるとの試算を出しています。

保育サービスの乗数効果(経済成長率に対する政府支出の投資効果)は2.3倍で、公共事業の1.1倍、法人税減税の0.5倍を大きく上回ります。

「子育て支援の予算を増やせば、経済が成長し、出生率も上がる」ということが経済学的にも証明されたので、自信を持って「『こども国債』の発行による子育て・教育予算の倍増(5兆から10兆円へ)」を主張してゆきます。