通常国会は本日で事実上閉会した。 しかし、西日本豪雨災害の復旧・復興はこれからだ。
通常国会は本日で事実上閉会した。
しかし、西日本豪雨災害の復旧・復興はこれからだ。
2年前の熊本地震の時は、安倍総理は地震発生4日後に補正予算の編成に言及し、1か月後に7780億円の補正予算を成立させている。
今回の豪雨災害は、熊本地震の時よりも多くの死者が出ており(間接死は除く)、被害もより広域にわたるにも関わらず、政権幹部から補正予算の話は全く出てこない。財務省や内閣府の官僚を問い質しても、歯切れが悪い。
麻生財務大臣は記者会見で「3500億円の予備費で対応する」と述べているが、これでは足りないことは、熊本地震の補正予算7780億円と比べれば明白だ。
「9月の自民党総裁選が終わるまでは国会を開きたくない。」
もし、そんな自分達の都合で、災害対応が置き去りにされるのならば、被災地の議員として絶対に許すことはできない。
今度こそ、憲法53条の規定に基づき臨時国会の開会を実現し、補正予算を編成しなければならない。