立憲民主党の枝野幸男代表とともに被災地を訪問しました。

立憲民主党の枝野幸男代表とともに被災地を訪問しました。

8時半から15時半まで7時間岡山に滞在し、総社市長、倉敷市長、岡山県副知事等とお会い、国に対する要望等をお聞きしました。

また水害とアルミ工場爆発の二重被害となった総社市下原地区、倉敷市真備町の岡田小学校(避難所)やボランティアセンター、小田川堤防決壊付近の集落などを回らせていただきました。

総社市下原地区では、アルミ工場の爆発で多くの家が大破したにも関わらず、水害でないために被災者生活再建支援金が支給されない可能性があるとのこと。片岡総社市長から支援金制度の運用改善を強く求められました。

岡田小学校では、先日導入した段ボールベットが大好評でした。導入に関わった者の一人として、とても嬉しかったです。

その旨を伊東倉敷市長にも伝え、「段ボールベッドを全ての避難所へ導入することを決めたのは倉敷市が全国で初めてで、避難所・避難者学会からも高く評価されています。」と伝えると、とても喜んでおられました。

両市長や副知事、そして多くの被災者の方々からお話をお聞きし、最後に枝野代表が記者団に語ったのは以下の3点でした。

① 自治体が安心して復旧事業を行えるように、早急に臨時国会を開き、補正予算を編成するよう政府に強く求めたい。
② 被災者生活再建支援制度の拡充・運用改善や災害復旧事業の手続きの簡素化など、従来の枠にとらわれない柔軟な対応を政府に求めたい。
③ 早急に仮設住宅に入居できる環境を整えたい。

佐藤副知事からは、「8月中には仮設住宅に入居できるスケジュールで、仮設住宅の建設に着手したい」との説明がありました。

岡山県では120億円の財政調整基金のうち72億円を取り崩す決定をしているのに、国(政府)が使うと決めたのは3500億円の予備費のうちわずか30億円のみです。

本日は移動の車中で、この2週間、私が被災地を歩き得た情報を枝野代表にお伝えすることができました。

発信力のある枝野代表に、改善点をしっかり把握してもらい、世の中に発信してもらうことで、復旧・復興を加速したいと思います。

国会は閉会しましたが、近々、党の災害対策本部会議を開催することもお願いしました。

今日は大変実りのある一日となりました。