エネルギー環境調査会「省エネ・再エネチーム」会合
エネルギー環境調査会「省エネ・再エネチーム」会合を開き、現在準備を進めている「省エネ・再エネ拡大9法案」について、それぞれ担当議員から説明を受けました。
私は9法案のとりまとめ責任者であると同時に、「ソーラーシェアリング推進法案」の担当でもあります。
ソーラーシェアリングは、農地の上に太陽光パネルを設置し、農業を行いながら発電もできるという「夢の技術」です。
既に国内700ヵ所でスタートしていますが、農地法の規制が厳しくまだまだ普及していません。今回の法案では、現在3年ごとに必要な農地転用許可を20年に延長する規制緩和のほか、ソーラーシェアリング事業に対する信用保証制度の創設や、FIT価格優遇措置の検討なども盛り込んでいます。
農業収入に上乗せして売電収入が得られるため、意欲的な農家からは強い関心が寄せられています。
原発ゼロ社会を実現する「再生可能エネルギー」の切り札ともいうべき政策であり、なんとしても成立させたい法案です。自民党のカウンターパートは小泉進次郎農林部会長であり、既に水面下で話し合いを始めていますが、超党派で進めてゆきたいと思います。