「原発ゼロ基本法案」を国会に提出
本日、立憲民主党・共産党・社民党・自由党の4党で「原発ゼロ基本法案」を国会に提出いたしました。
会長代理を務める立憲民主党エネルギー調査会で素案をつくり、全国18ヵ所でタウンミーティングを行い、2000名を超える皆さまからのご意見をお聞きして、まさに「草の根」からつくりあげた法案です。
ここに至るまでには、多くの苦難がありました。
ちょうど1年前、民進党の党大会で、当時の蓮舫代表が「原発ゼロ基本法案をつくります」と宣言したのですが、民進党内の議論は遅々として進まず、業を煮やした我々有志議員が立ち上がり、「自習会」と称して毎週火曜日の昼休みに集まって、法案の検討を重ねてきました。
当時、浪人中だった山崎誠さんにもこの「自習会」に参加してもらったのですが、その山崎誠さんが立憲民主党で再選し、この法案をつくる中心人物となって獅子奮迅の活躍をしてくれました。「自習会」の代表世話人として、この会をやってよかったと誇りに思います。
次のステップは、この法案を国会で審議することです。野党提出法案は無視されることがほとんどなのですが、この法案には何千万人もの「想い」が込められています。決して無視できないはずです。反対でもいいから、まずは法案審議に応じてもらいたい。それこそは、政権与党としての最低限の「務め」だと思います。
国民の皆さまの「想い」を追い風にして、必ず「原発ゼロ」を実現します。
※写真は前日の「東京電力福島第二原発廃炉法案」の提出のものです。「原発ゼロ基本法案」は残念ながら、4党提出ということで提出者にはなれませんでしたが、誰よりもこの法案にかける「想い」は強いと自負しています。