2016年
1月9日
『国会議員が質問受けます』(1月9日)
新年最初のニコ生放送を、今夜22時~23時にやります!
今回は2016年第1回目ということで1時間の特別バージョンでお送りします。
テーマは、
○維新の党と民主党との統一会派について
○我が国の安全保障について(北朝鮮の核実験等)
○保育士・介護士の待遇改善について
○軽減税率について
○犬猫の殺処分ゼロの取組について
○衆参のダブル選挙の可能性について
等々についてお話いたします。
皆さんからのご質問にもできる限り答えてまいりますので、ぜひご視聴ください!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv244842156
1月12日
土曜日のニコ生「たかたかチャンネル」では、はじめての試みとして、視聴者アンケートを実施しました
結果は以下のとおり。
○維新の党と民主党との統一会派について
いいね 19.2% うーん 80.7%
○我が国の安全保障について(北朝鮮の核実験等)
いいね 23.6% うーん 76.3%
★国会議員の育児休暇はあり??なし??
あり34.1% なし65.8%
★男性の育児休暇はあり?なし?
あり 78.1% なし 22.8%
○保育士・介護士の待遇改善について
いいね30% うーん70%
○軽減税率について賛成?反対?
賛成 29.7% 反対 70.2%
○犬猫の殺処分ゼロの取組について
いいね 33.3% うーん 66.6%
(※「いいね」と「うーん」は、このテーマに関する私の話に対する感想です。)
「ネット政治」を真剣に考えている者としては、もっともっと視聴者を増やして、この「国民の声」を政治に反映できるようにしてゆきたいと思います。
(このアンケート結果を国会での質問に使えるくらいに、母集団を増やせたらいいなと思っています。)
2月1日
「動物福祉勉強会」について、山崎恵子先生はじめ、動物福祉の向上に命がけで取組まれている方々と意見交換しました
定期的(月1回程度)に開催を計画している「動物福祉勉強会@国会議員会館」について、山崎恵子先生(環境省 中央環境審議会 動物愛護部会委員)はじめ、動物福祉の向上に命がけで取組まれている方々と意見交換しました。
動物愛護管理法の改正まであと2年となり、環境省では近々、中央環境審議会の下に「小委員会」を設けて検討作業に入ります。
山崎先生から指摘がありましたが、犬や猫などの愛玩動物(いわゆるペット)の殺処分だけがクローズアップされますが、産業動物(家畜)や展示動物(動物園)、実験動物も含めた「動物福祉全体」を議論していかなければなりません。
○ 熊本市では、「犬猫の殺処分ゼロ」を宣言したが、その結果、近隣市町村では野良犬・猫があふれている。
○ 悪徳ペットショップだけを非難してもダメ。ペットショップから安易に購入する飼い主の普及啓発が大切。
○ 日本の動物愛護センターでは、高齢者への譲渡を制限しているケースが多いが、諸外国ではむしろ高齢者飼育を推進しており、フード代半額助成や散歩ボランティア、入院・死亡の際の引取り等のケアが制度化されている。
等々、「目からウロコ」の話をたくさんお聞かせ頂きました。
こういう話を私だけが聞くのはもったいないので、一人でも多くの国会議員・地方議員に共有しようと思い、勉強会を開催することにいたしました。「ぜひ一緒に勉強したい!」という国会議員・地方議員の皆さんは奮ってご参加ください。(当面、会場スペースの関係などで、参加者は議員に限らせて頂きますが、いずれ広く皆様にもご案内できればと思っています。)
2月19日
本日、院内にて、「札幌市の動物愛護条例制定を応援する緊急集会」が開催され、私も出席しました
札幌市では、すべての犬猫の飼い主に対して、「生後8週間は親子をともに飼養してから譲渡するように努めること」という画期的な動物愛護条例が提案されています。
本日、院内にて、「札幌市の動物愛護条例制定を応援する緊急集会」が開催され、私も出席しました。
米英独仏等の動物福祉先進国では、生後8週間は子犬・子猫を販売することを禁止する「8週(56日)齢規制」が常識ですが、我が国は未だに「45日」であり、2年後の動物愛護法改正時には、何としても「8週齢規制」を実現しなければなりません。
私も挨拶の機会をいただいたので、次のように発言いたしました。
「法律を変えるには、賛同する国会議員を一人でも増やさなければならない。国会議員に『私の犬猫殺処分に関するFBが900以上のシェアがあった』と話をすると、皆一様に驚き、関心を寄せる。毎月国会議員・地方議員を対象に動物福祉勉強会を開催する予定。また来週、予算委員会で丸川環境大臣に動物福祉の質問をする。質問すべきことがあれば、ぜひFBメッセージで教えて欲しい。」
来週火曜日に第1回勉強会を開催し、木曜日に予算委員会(分科会)で丸川環境大臣への質問に立ちます。
ぜひ皆さんからのアドバイスをお寄せください。宜しくお願いします。
2月22日
25日(木)予算委員会分科会で質問に立ちます
25日(木)予算委員会分科会で質問に立ちます。
丸川環境大臣に30分、塩崎厚生労働大臣に30分の予定です。
丸川環境大臣には
「動物福祉(犬猫殺処分ゼロ、8週齢規制、地域猫活動、ペットショップ規制等)」
塩崎厚生労働大臣には、
「児童擁護(里親のマッチング、児童相談所の体制強化等)」
「保育・介護(保育士・介護士の待遇改善等)
「不妊治療支援(年齢・回数制限の撤廃等)」
について質問する予定です。
これらのテーマについて、「これをぜひ質問して欲しい」というようなアドバイスがあれば、ぜひメッセージをください。大臣に直接質問できる貴重な機会なので、皆さんのご協力により、より良い質問にしたいと思いますので、宜しくお願いします。
2月25日
本日は予算委員会(分科会)にてダブルヘッダーで質問に立ちます
一昨日、昨日の総務委員会に引き続き、本日は予算委員会(分科会)にてダブルヘッダーで質問に立ちます。インターネットでご覧いただけますので、ぜひご視聴下さい。
15時~15時30分 第6分科会 丸川環境大臣
① 犬猫殺処分ゼロ
② ペットショップ規制
③ 地域猫活動
④ 狂犬病予防注射
⑤ 次期動物愛護法改正に向けた検討状況
⑥ 8週齢規制の早期実現
19時30分~20時 第5分科会 塩崎厚生労働大臣
① 不妊治療支援
② 児童擁護・里親支援
③ 保育士の待遇改善、保育バウチャー制度の導入
④ 保育園のIT化
⑤ 男性の育児休業取得
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
2月25日
第1回「動物福祉について考える勉強会」を議員会館で開催しました
第1回「動物福祉について考える勉強会」を議員会館で開催しました。
動物福祉に情熱を燃やす市民グループの皆さんと一緒に、一人でも多くの国会議員に動物福祉の重要性を知ってもらおうと企画しました。
予算委員会の真っ最中だったので、何人の国会議員が集まってくれるか不安でしたが、20名の国会議員と20名の秘書さんが集まってくれ、40名の市民グループの皆さんとあわせて、総勢80名で講師にお招きした山崎恵子先生(中央環境審議会委員)のお話をお聴きし、意見交換しました。
超党派の国会議員で構成される「犬猫殺処分ゼロ議員連盟」の尾辻会長も最初から最後まで参加してくださり、大いに盛り上がりました。
2018年の動物愛護法改正に向けて、一人でも多くの国会議員を巻き込んでゆくために全力を尽くします。
2月26日
予算委員会(分科会)にて、「動物福祉」について、丸川珠代環境大臣に対して質問に立ちました
予算委員会(分科会)にて、「動物福祉」について、丸川珠代環境大臣に対して質問に立ちました。
実は、丸川大臣とは大学の同級生なので、冒頭そのことに触れ、普段は「追求型」の厳しい質問ですが、今日は「動物福祉」という与野党を超えて実現しなければならないテーマなので、「提案型」の質問をする旨を宣言し、以下の点について質疑を行いました。
①動物の殺処分について
保健所における犬猫殺処分の現状(ガス室で窒息死させ火葬)を説明し、この悲惨な殺処分を無くすためには、「保護される動物を減らすこと」と「保護された動物が再び家族として迎えられること」の両方が大事であり、そのために必要な避妊去勢・繁殖制限・正しい飼養の啓蒙・譲渡活動の推進・公営住宅等のペット飼育許可などの具体策を提案しました。
②地域猫活動について
殺処分の大半が猫であり、繁殖を制限するための避妊去勢の重要性を指摘。更に地域の衛生環境(糞尿の問題)の改善にもつながる地域猫活動を推進すべき。地域猫活動では、ボランティアの皆さんが徹夜で猫を捕獲し、募金を集めて避妊去勢手術を行っている。こうした活動に何らかの支援をして欲しい。
③動物愛護法(特に「8週齢規制」)の改正について
2013年9月に改正された同法は「5年後の見直し」が規定されており、再来年(2018年)9月が見直し時期。「8週齢規制」の完全実施と併せて、今年中に環境省内で検討を開始し、来年には審議会や検討会を立上げるべき。その際はボランティアや市民グループの声をしっかり聞いて欲しい。
そして、最後にこう申し上げました。
「動物福祉を願っている国民は想像以上に多い。私のFB投稿シェアが900を超えたのがその証。農業や医療のようにJAや医師会といった強力な業界団体はないのに、ほんの一握りの人たちの声だけで、法律が骨抜きになっている。大臣が決断すれば、必ずできる。今回、法改正をやり遂げれば、丸川珠代の名は動物福祉の世界で歴史に名を残すことになる。ぜひ全力で取組んでほしい。」
丸川大臣からも前向きな答弁をもらったので、期待したいと思います。
4月29日
熊本地震における、ペットと一緒に避難する「同行避難」の現状と対策について、丸川環境大臣へ質問しました
熊本地震における、ペットと一緒に避難する「同行避難」の現状と対策について、丸川環境大臣へ質問しました。環境省は「全面的に支援する」と約束してくれています。被災地で何か困っていることがあればぜひご一報ください。環境省へ伝えたいと思います。
7月27日
伊原木隆太岡山県知事と懇談の場を持ちました
伊原木隆太岡山県知事と懇談の場を持ちました。
私からは、いろいろ申し上げたいことはあるのですが、時間が限られていたので一点だけ申し上げました。
「『犬猫の殺処分ゼロ』を実現してください。マハトマガンジーは「国の偉大さはその国の動物の扱いでわかる」という言葉を遺していますが、その通りだと思います。隣の広島県では実現しています。そんなに予算は要りません。知事がやる気になればできます。知事のリーダシップで実現してください!」
伊原木知事からは、以下の回答がありました。
「私も殺処分を減らすための努力をしてきたつもりだ。しかし先日広島県がゼロになると聞いて、まだまだ自分の努力が足りなかったと反省している。どうやったらゼロにできるか、高井議員の知恵を借りて、実現に向けて努力したい。」
私がふだんから(国会でも)「もんげーバッチ」を付けている事を知事は大変喜んでくれ、新バージョンの「ピンクのもんげーバッチ」を頂きました。
9月9日
【シェア・拡散希望】玉木雄一郎とは初当選以来、二人三脚で「動物福祉の向上」に取組んできました
「犬猫の殺処分ゼロ」をはじめとする「動物福祉の向上」を実現するためにも、玉木雄一郎をぜひ民進党代表へ押し上げたい思います。
ぜひ皆さんお力を貸してください!
玉木雄一郎の基本政策
11月1日
【シェア・拡散希望】「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」役員会が開かれ、事務局次長に就任いたしました
動物愛護法の5年に一度の改正を再来年(2018年)に控え、「法改正PT(プロジェクトチーム)」が設置されることが決まりました。
近々総会を開き、熱心な市民団体や、先進的な取組を進める自治体トップ(小池東京都知事や湯川広島県知事等)からヒアリングを行うことを決めました。
総会はできるだけ多くの方に参加してもらえるようにオープンな場で行い、FB等で参加者を募集しようということになりました。
また詳しい日時や場所など決まりましたらお知らせいたします。
11月10日
環境・原子力部門会議で、環境省と市民団体の皆さまから、動物愛護の現状と課題についてヒアリングを行いました
環境・原子力部門会議で、環境省と市民団体の皆さまから、動物愛護の現状と課題についてヒアリングを行いました。
平成25年9月に施行された動物愛護管理法改正の際に、
① 5年以内に8週齢規制を検討
② 5年を目途にマイクロチップの義務化を検討
③ 5年を目途に更なる法改正を検討
の3点を附則で決めています。
いずれも平成30年9月にはその期限を迎えます。
それまでに法改正の準備を進めなければならないのですが、環境省は「平成29年夏までに検討結果をまとめる」と悠長なことを言っています。
政府(環境省)任せにせず、我々政治家が主導権を持って法改正の準備を進めてまいります。
11月22日
【シェア・拡散希望】「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会が開かれ、事務局次長に就任しました
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会が開かれ、事務局次長に就任しました。
本日は事務局長の福島みずほ議員が急きょ公務が入ったため、私が司会進行の大役も仰せつかりました。
次期動物愛護法改正が再来年(2018年)9月に迫り、来年中に改正案を作らなければなりません。その作業を進める「動物愛護法改正PT」も設置され、副座長に就任いたしました。
法改正の論点は様々あると思いますが、一つ一つ解決してゆきたいと思います。ぜひ動物を愛する皆さんからのご意見をお待ちしております。どしどしタイムライン(又はメッセージ)にご意見・ご要望をお寄せください。
11月23日
【シェア・拡散希望】「化粧品の動物実験の廃止に向けた規制に関する勉強会」に出席しました
衆議院第2議員会館で行われた「化粧品の動物実験の廃止に向けた規制に関する勉強会」に出席しました。
欧州連合(EU)では既に化粧品の動物実験は禁止されており、最近になって韓国、スイス、オーストラリア、台湾でも禁止の法改正が行われています。
わが国でも、「国民の7割は動物実験に否定的」という調査結果も出ています。
ご挨拶の機会を頂いたので、
「2年後に控えた動物愛護法改正に向けて、動物実験の問題は大きなテーマの一つです。ご意見・ご要望のある方は、ぜひこの建物の4階にある私の部屋を訪ねてください!」
と申し上げました。
ご意見・ご要望をお寄せください。お待ちしております!
2017年
3月3日
「動物愛護法」改正に対する要望書を頂きました
「動物愛護法」改正に対する要望書を頂きました。
「PEACE命の搾取でなく尊厳を」「NPO法人アニマルライツセンター」「NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)」の3団体連名で、条文ベースの具体的な改正案をご提案頂きました。
「動物愛護法」は本年中に改正案をとりまとめ、来年の通常国会提出を目指しています。
私も超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」事務局次長を仰せつかっており、また民進党の「動物愛護管理法改正WT」のメンバーでもあるので、国民の大多数を占める「動物を愛する」皆さんからの声をしっかり受け止めて、より良い改正案となるように全力を尽くします。
3月10日
超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会が開かれました
超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会が開かれ、来年の動物愛護法改正に向けて、今後の活動スケジュールを確認しました。
本年中に改正案をまとめる予定で、そのために「動物愛護法改正PT」を隔週ペースで開催するとともに、愛護団体や業界団体からのヒアリングや、繁殖施設・オークション市場・動物愛護センター・民間シェルター等の視察を行うことも決めました。
私は事務局次長を仰せつかっており、今年はかなりハードな年になりますが、5年に1度の法改正のチャンスなので、今度こそ、動物を愛する皆さんの声をしっかり反映させた法律となるように全力を尽くします。
ぜひ動物を愛する皆さまからのご意見・ご要望をお待ちしております。
3月10日
来年の動物愛護法改正にむけて、民進党でもワーキングチームが立ち上がりました
来年の動物愛護法改正にむけて、民進党でもワーキングチームが立ち上がりました。
本日は、
① 犬猫の幼齢動物の流通・販売規制
② 飼養施設の適正化
③ 動物虐待の防止
④ 自治体の収容施設の基準化
⑤ 犬猫の殺処分の方法
⑥ 実験動物の扱い
⑦ マイクロチップの義務化
など多岐にわたる論点について環境省幹部と議論を交わしました。
⑤に関して、私からの質問で、現在、百数十施設のうち大半がガス室と安楽死(注射)の併用ですが、未だにガス室のみで殺処分でしている施設が15か所あることがわかりました。
一日も早く、ガス室での殺処分は廃止するように強く要請しました。
3月30日
「動物との共生を考える連絡会」と「PEACE」「アニマルライツセンター」「動物実験の廃止を求める会(JAVA)」の皆さんからヒアリングを行いました
民進党「動物愛護管理法改正WT」にて、「動物との共生を考える連絡会」と「PEACE」「アニマルライツセンター」「動物実験の廃止を求める会(JAVA)」の皆さんからヒアリングを行いました。
来年改正予定の動物愛護管理法に
・愛護動物にすべての脊椎動物を含める
・動物福祉の「5つの自由」を盛り込む
・第一種動物取扱業を登録制からより厳しい許可制へ
・移動販売、露天販売の禁止
・ペットオークションの禁止
・虐待の定義の追加
・動物実験の代替、削減を強化
・飼養管理の義務化(ゲージの大きさ等を具体的に規定)
・業者に適正な繁殖基準を設定
・業者への立ち入り検査を義務化
等々を盛り込むべきとの具体的な提言を頂きました。
できるだけ反映できるように全力を尽くします!
皆さんからのご意見もお待ちしています!!
4月13日
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」動物愛護法改正PTの会合に参加しました
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」動物愛護法改正PTの会合に参加しました。
今回のテーマは、「オークションをはじめとするペットの流通に関する諸課題」で、オークション推進派のペットパーク流通協会の上原会長と反対派の日本動物福祉協会の町屋さんからヒアリングを行いました。
町屋さんはこう訴えます。
「確かに犬猫の殺処分数は減っているが、その陰で、自治体に引き取り拒否された犬猫はどうなっているか?数字に表れない不幸な動物が存在する、その根本原因は犬猫の『大量生産・大量消費・大量廃棄』の流通システム。これが無くせないのは日本人の動物福祉への関心の低さに原因がある。不幸な動物を助けるだけではなく、不幸な動物をつくらないことが大切。」
私も発言の機会があったので、「町屋さんの主張に全面的に賛成」である旨を申し上げました。オブザーバーで参加された杉本彩さんからも強い賛同のコメントがありました。
6月7日
超党派犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟
超党派の「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟『動物愛護法改正PT』」に出席しました。
本年2月からほぼ毎週開催され、様々な分野の有識者からヒアリングを行ってきましたが、本日は、国会議員とアドバイザーとの間で「今後の議論の方向性」を話し合いました。
私からは以下の点を申し上げました。
① 動物取扱業(ペットショップ、ブリーダー等)を登録制から許可制・免許制とし、より規制を強化すべき。
② ペットショップ等の飼養施設(ケージ等)に数値基準を導入し、立ち入り検査等を実施すべき。
③ 8週齢規制は一日も早く実施すべき。
④ 動物虐待を取り締まるアニマルポリスを導入すべき。
⑤ 動物愛護・管理行政は地方自治体が行う「自治事務」であるため地域によりばらつきがある。環境省の指導権限を強化し、国主導で行うべき。
⑥ 猫の不妊去勢費補助金は個人にも適用すべき。(地域猫活動を町内会単位で行うのはハードルが高い。)
アドバイザー(女優の浅田美代子さん、杉本彩さん、細川弁護士、朝日新聞の太田記者等)からも、たくさんの意見が出ました。
〇ペットショップでは6%の犬猫が死亡しており、その最大の原因はケージが狭い等のストレスによるもの。
〇オークションに出品するための輸送中に死亡するケースも多い。輸送も規制すべき。
〇飼養基準の中に「ケージに入れっぱなしはダメ」という規制を入れるべき。
〇第1種動物取扱業を販売(ペットショップ)、繁殖(ブリーダー)、譲渡(愛護団体等)と分けて規制すべき。
〇動物愛護センターの設置根拠を狂犬病予防法だけでなく、動物愛護法に明確に位置づけるべき。
今後、本年11月までにPTとしての動物愛護法改正案をまとめ、来年の通常国会での成立を目指します。
皆さんからのご意見も取り入れてゆきたいと思いますので、どしどしご意見をお寄せください。
6月10日
アニマルウェルフェア(動物福祉)について
民進党「動物愛護管理法改正ワーキングチーム」で、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」について、東京都市大学の枝廣淳子教授からお話をお聞きしました。
我が国のアニマルウェルフェアは、EUやオーストラリアはもちろんのこと、中国よりも遅れているとのこと。
日本の多くの養鶏は、自分の体より小さいケージに入れられ、飛ぶことはおろか、羽を伸ばすことも、歩くこともできません。養豚も方向転換も横を向くこともできないケージの中で繁殖用に飼育されています。
マクドナルドでも、ケージフリーの移行を宣言しているのに、日本ではそのような動きはないそうです。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックで訪日したアスリートたちは、このような環境で飼育された豚や鳥、卵を食べるでしょうか?
来年改正予定の「動物愛護管理法」は、その名称を「動物福祉法」と改め、その対象に「畜産動物」を加えるほか、「輸送」や「屠殺」も対象とすべきです。
またEUと比べて桁が4つ違うアニマルウェルフェア関連予算(EUは140億円、日本は1500万円)を増やすことが急務です。
6月16日
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会が開かれ、事務局次長として司会を務めました。
「動物愛護法改正PT」でまとめた論点整理を説明し、議員連盟から全国の自治体首長に対して要請文を出すことを決定しました。
国会閉会中も視察等を精力的に行って、今年中に動物愛護法改正案をまとめてまいります。
10月11日
犬猫殺処分ゼロに向けて何をするの?(高井たかしへの質問)
高井たかしの考え
人間の都合で殺処分される犬や猫は、毎年減ってはいるものの未だには8万頭以上います。
5年に1度の動物愛護法改正を控え、現在私が事務局次長を務める「犬猫の殺処分ゼロを目指す超党派の議員連盟」で改正案を作っています。
・8週齢規制の徹底
・飼養施設基準の数値化
・ペットショップの規制強化
・アニマルポリスの設置
・動物虐待の厳罰化
・ペットオークションの廃止
・動物愛護センター施設の拡充
・地域猫活動に対する公的支援の拡充
以上を実行することによって犬猫の処分ゼロは必ず実現致します。
11月16日
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」総会が開催され、事務局次長として司会を務めました。
総選挙で新たに当選された議員を加えた新役員案を承認いただくとともに、来年の通常国会に「動物愛護法改正案」を提出するため、今後週1回のペースで(国会閉会後も)「動物愛護法改正PT」を開き、来年2月までに同法改正案をまとめることを確認しました。
総会終了後、福島みずほ事務局長やアドバイザーの杉本彩さん等との雑談の中で、私から議員連盟のFBページを立ち上げることを提案しました。
5年に1度の動物愛護法改正は、犬猫の殺処分ゼロのみならず、動物福祉全体の向上を図る絶好のチャンスです。多くの動物を愛する皆さんからご意見も頂きたいと思います。
近々FBページを立ち上げますので、シェア・拡散をどうぞよろしくお願いいたします。
12月15日
犬猫の殺処分ゼロをめざす
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」の「動物愛護法改正PT(第11回)」が開かれ、事務局次長として司会を担当しました。
冒頭、「動物との共生を考える連絡会」幹事の山崎恵子さんから、2月に開催予定の勉強会(「動物愛護」から「動物福祉」へ)に対して、議連メンバーへ要請を受けました。
更に、本日の検討テーマである「動物虐待の現状と課題」について、「動物環境・福祉協会Eva」理事長の杉本彩さんと、「動物福祉協会」獣医師調査員の町屋奈さんからヒアリングを行いました。
動物虐待については、警察の対応が十分ではありません。欧米のように「アニマルポリス」の整備を早急に進めるべきとの意見で出席者一同一致しました