中村伊知哉慶応義塾大学教授をお招きし、意見をお伺いしました。
衆議院総務委員会の「放送法改正」審議において、参考人として、中村伊知哉慶応義塾大学教授をお招きし、意見をお伺いしました。
中村伊知哉さんは、郵政省(現総務省)時代の直属の上司で、1997年の橋本行革の際、郵政省大臣官房総務課で、中村さんが課長補佐、私が係長として、省庁再編の担当でした。当時、郵政省と運輸省が合併する「運輸通信省」が有力だったのですが、「そんなのつまらん」と、郵政省・自治省・総務庁を合併させる奇策=「総務省」を考案し、それが実現しました。
中村さんはその後「責任を取って」郵政省を辞め、私もほどなく政治家へ転身しますが、今でも師弟関係は続いています。
総務委員長から、「あの方はいつも和服なの?」と聞かれたので、「はい。ですが、官僚時代は蝶ネクタイでした」と答えておきました。蝶ネクタイにした逸話がまた傑作なのですが、これはまた別の機会に。