市民(おかやまいっぽん)と立憲野党(立憲民主・共産・社民党)との共催による政治勉強会を開催しました。

市民(おかやまいっぽん)と立憲野党(立憲民主・共産・社民党)との共催による政治勉強会を開催しました。

第1部では、原発ゼロ基本法案について意見交換。

第2部では、おかやまいっぽん宮本龍門共同代表との対談で、昨年の総選挙における「市民と立憲野党との政策協定7項目」について現状報告を行いました。

意見交換では、やはり「憲法9条」に関心が集まり、私からは以下のとおりコメントしました。

〇「『憲法9条に3項を設け、自衛隊を明記する』という自民党案は、自衛隊の位置づけが今と何も変わらないのならばいいのではないか」という国民世論は徐々に形成されつつある。

〇しかし「今と何も変わらない」という説明は根本的に間違っている。9条に新たに3項を設けて明記する自衛隊は、集団的自衛権行使を認める安保法制が前提となるため、『集団的自衛権を行使できる自衛隊』すなわち『海外で戦争できる自衛隊』である。

〇戦力不保持を決めた9条2項を上書きする形でこういう自衛隊を明記することを本当に良しとするのか、国民にしっかり問わなければならない。

〇自民党は、来年7月の参議院選挙で3分の2議席を失う可能性があるため、その前に必ず憲法改正の発議をめざすはず(国民投票は参議院選後でも構わない)。秋の臨時国会と来年の通常国会で憲法改正を議論し、来年5~6月に憲法改正発議(国会議員3分の2以上による決議)を行う可能性は高い。