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【欧州出張報告その1(フィンランド運輸通信省)】

2019年08月15日たたかい日記

【欧州出張報告その1(フィンランド運輸通信省)】

フィンランド運輸通信省を訪問し、サビーナ・ネットワーク局長、ラスタス・データビジネス部長はじめ幹部の皆さんと意見交換しました。

フィンランドは1999年に欧州で初めて周波数オークションを実施し、その後4回行っています。昨年秋には5Gのオークションを実施し、3社に130MHzずつ2033年まで割当て、3社合計で7760万ユーロ(91億円)の財源を国庫へ納入しています。

過去4回のオークションは料金高騰にはつながっておらず、3社による値下げ競争は進み、携帯電話料金は月25ユーロ(3千円)と日本に比べてかなり安くなっています。(フィンランドの平均月収は3500ユーロ(41万円))

サビーナ局長曰く、

「価格は自由競争に任せている。3社寡占の弊害はなく、政府による価格介入の必要性を感じたことがない」

とのこと。日本とはかなり違います。

「ICT教育」についても意見交換しました。

タブレット端末は中学校では一人一台が実現しており、小学校は3学年毎に一人一台を導入しているとのこと(3年生と6年生に導入)。タブレット端末は学校の備品(貸与)で、中学生は持ち帰りもできるとのこと。その利用方法について、生徒と保護者に対して利用規則を順守する旨を誓約するサインを求めているそうです(「勉強以外に使わない」「壊した場合は弁償」等)。

フィンランドでは、小学校から大学まで授業料は無料(教科書は有料)。各大学にレベルの差がなく、住みたい地域の大学へ通うのが普通。また大学進学よりも専門学校を希望する場合も多く、どちらを選んでも、生涯年収には変わりないそうです。

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