仮設住宅の現状を伺いに、岡山県庁住宅課を訪ねました。

仮設住宅の現状を伺いに、岡山県庁住宅課を訪ねました。

難波課長は、18年前に私が県庁勤務していた頃からの旧知の仲なので、いろいろと丁寧に教えてくれました。

「建設型仮設住宅」については、現在6ヵ所(真備総団地、二万団地、みその団地、岡田団地、柳井原団地、市場団地)、当初計画の200戸から66戸追加して266戸が建設中(柳井原団地(トレーラーハウス)のみ完成)です。

現在、申込が若干上回っているため、今後、新たに建設するか否かは倉敷市と協議中とのこと。

民間賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設住宅」については、2740件(岡山市6、倉敷市2702、笠岡市2、井原市3、高梁市21、新見市1、矢掛町5)の申し込みがあり、ほぼすべて入居済とのこと。

2人以下の世帯は6万円、3~4人世帯は8万円、5人以上世帯は9万円(いずれも月額)が家賃の上限となっていますが、3世代(5人以上)で住みたい世帯にとっては厳しい家賃設定ですが、改善は難しいとのこと。ただし、世帯を分けて住む場合には、臨機応変に対応してくれるそうです。

未だ、23避難所に約600名が避難生活を送っており、この方々の住居をどうするのかが今後の大きな課題となります。

なお、仮設住宅は岡山県が行うこととなっていますが、総社市だけは「自らやる」と申し出があり、この集計数には入っていないそうです。