政府ヒアリングその④「予算措置」(内閣府・財務省・総務省)

岡山県は、今回の災害を受けて、財政調整金120億円のうち72億円を取り崩すことを決めましたが、国(政府)は3500億円の予備費のうちわずか20億円しか取り崩していません。

「被災自治体は一刻も早い予算措置を望んでおり、早急に補正予算を編成すべき。」

と申し上げましたが、財務省からは、

「補正予算は考えていない。当面予備費20億円で対応する。」

という極めて冷たい回答でした。

2年前の熊本地震の時は発災から1ヵ月で補正予算を編成しています。今回は、熊本地震よりも被害が広域に拡がっており、被害額も大きくなることが予想されています。

まさか、「国会を開きたくないから」が理由ではないと信じていますが、いずれにせよ、一刻も早く補正予算を編成する必要があるので、政府与党に働きかけてゆきます。(通常国会は明後日閉会しますが、臨時国会はいつでも開くことができます。)