「社会全体におけるデジタル化の一層の推進に関する法律案(デジタル推進法案)」が全会一致で了承されました。
超党派の「デジタルソサエティ推進議員連盟」総会が開かれ、「社会全体におけるデジタル化の一層の推進に関する法律案(デジタル推進法案)」が全会一致で了承されました。
この法案は、本年4月に成立した「デジタル手続法」はじめ、「IT基本法」「官民データ活用法」「サイバーセキュリティ基本法」を更に加速させるための議員立法で、
① 政府情報システム予算の一元化、デジタルガバメント庁の創設
② デジタルを活用した減災・防災対策
③ AI・SNS等を活用した住民サービスの向上
④ 個人情報保護2000個問題の解決に向けた取り組み
⑤ ICチップを活用した本人確認の原則化
⑥ マイナンバーカードによる健康保険証の代替の徹底
等盛りだくさんの内容になっています。
私自身が一番力を入れたのは、「シェアリングエコノミー」という文言を初めて法律に書きこむことでした。
法第3条の2に以下のように定義されます。
「シェアリングエコノミー・サービス(個人または法人その他の団体が有する資産、知識、技能等を他の個人又は法人その他の団体も利用することができるよう、インターネットその他の高度情報通信ネットワークを利用する方法により両者の間における資産等に係る取引の場の提供等を行うサービスをいう。)」
これから各党協議がはじまります。今国会は残り期間が短いですが、成立できるよう全力を尽くします。