江田五月元参議院議長の訃報に接して
今朝、江田五月さんがお亡くなりになりました。
私の政治人生の扉を開いてくださったのは江田五月さんでした。2004年4月まだ総務省に勤務していた時に民主党候補者公募に合格し、真っ先にお会いしたのが江田五月さんでした。
その後総務省を辞めるまで毎週末岡山で江田五月さんと行動を伴にさせて頂き、2005年1月からは正式に秘書として働かせていただきました。
2005年は小泉郵政解散の年でした。江田五月さんは民主党の参議院議員会長として先頭に立って予算委員会等で質疑に立たれ、郵政省出身の私はその質疑を手伝わせて頂いたことが忘れられぬ思い出です。
政治家は裏表がある人が多いのですが、江田五月さんは秘書に対して怒鳴ったりすることはただの一度もなく本当に温厚な方でした。
その後、私が挑む選挙の度に選挙カーに乗ってくださいました。江田五月さんの独特の声は岡山県民中に知れ渡っており、江田さんの声が聞こえるとあちらこちらから飛び出してきて激励を受けました。
私の不徳の致すところによりお会いしづらい立場になった時でも、いつも気にかけて下さり、江田五月さんのご自宅へ伺い、今後の進むべき道についてご相談させて頂いておりました。
今朝訃報に接して動揺する中での内閣委員会でしたが、江田五月さんの温和なお顔を思い浮かべながら、江田五月さんが大切にされてきた「困っている人たちに寄り添う」質問を心がけました。
これまで勝手に「江田チルドレン」を名乗らせて頂いておりましたが、これからも江田五月さんの背中を追いかけて政治活動を続けてまいります。
心よりご冥福をお祈りいたします。