菅総理の「国民皆保険見直し」発言が波紋を呼んでいます
菅総理の「国民皆保険見直し」発言が波紋を呼んでいますが、そもそも厚労省に「医療ひっ迫の原因は分析できているのか?」と聞いても「分析してません」の答えですから、総理もこの程度の答えしかできないでしょう。
医療法改正などしなくても、今すぐできることは「補助金を増額し、使いやすくすること」です。今の補助金は、コロナ対策の経費には使えても、損失補填には使えません。これではコロナ患者を受入れることで他の患者さんが減ってしまうことを恐れる民間病院は手を上げにくいです。
2700億円の予算(予備費)を大幅に増額し、補助金の自由度を高めれば、かなり改善されるはずです。
なお、「指定感染症2類を5類に見直すべき」との提案も検討すべきと考えますが、賛否両論分かれる問題であり、それよりもまずやるべきは「補助金の増額」です。