政府ヒアリング34 岡山県からの要望事項(国土交通省)

政府ヒアリング34 岡山県からの要望事項(国土交通省)

岡山県は政府に対して「西日本豪雨災害に関する要望書」を提出しており、これに対する国土交通省の対応状況をヒアリングしました。

要望事項が多岐にわたるため、部屋に入りきらないほどの担当者が説明に来られました。

岡山県からの「河川の浚渫、樹木伐採を継続的に実施できる財政措置を」との要望に対しては、

「11月末までに重要インフラの点検を行うこととしており、その結果を踏まえて検討する。地方財政措置を行うには、災害対策は原状復帰が原則のため、河川浚渫・樹木伐採は対象にならない。対象にするためには法改正が必要。」

との答えでした。

また「ふっこう周遊割の期限を、来年1月末からゴールデンウィークまで延長して欲しい」との要望に対しては、

「観光客数の回復状況を見て、検討したい。」

との答えでした。

この他の要望事項に対しても、「検討します」との答えが多く、本気で検討する気があるのか、甚だ疑問のものも多々ありました。

岡山県の要望は全て被災地からの切実な声であり、しごくまっとうな提案ばかりなので、今後の国会審議などで、一つでも二つでも実現できるように全力を尽くします。

最後に鉄道局に対して、井原鉄道に対する各段の支援をお願いしました。
井原鉄道は存続の危機です。皆さん、ぜひ乗車してください。