このスケジュールでいけば来年秋が国民投票になります。のんびりしている場合ではありません。

安倍総理が考える憲法改正スケジュールは、秋の臨時国会で議論し、引き続き来年1月に始まる通常国会でも議論し、「2国会にわたって十分議論を尽くしたのだから」という理由で、来年5月か6月に憲法改正の発議(衆参3分の2の賛成で可決)を行う腹でしょう。

なぜなら、来年7月の参議院選挙で3分の2議席を失えば、憲法改正はできなくなるからです。(6年前の参議院選挙は自民党大勝だったため、3分の2の維持はかなりハードルが高いのです。)

「参議院選挙前にそんな無茶するかな?」という意見もありますが、安倍総理はもはや憲法改正しか頭になく、例え参議院選挙に負けても、その前に憲法改正発議さえしてしまえば、国民投票ができるのです。

このスケジュールでいけば来年秋が国民投票になります。のんびりしている場合ではありません。