真備総合公園にある支援物資配布センターを訪ねました。
真備総合公園にある支援物資配布センターを訪ねました。
避難所によっては衣類(特に男性用)が足りないと聞いていたので、どのような体制になっているか確認に参りました。
体育館の左側は被災者が直接取りに来られる場所で、右側は届いた物資を仕分けして、各避難所へ配送する場所です。
左側に置かれた物資を見ると、確かに男性用衣類は少ないようです。
右側も一見すると大量の物資が届いていますが、ただ中味をよく見ると、食料や飲料、特定の生活用品が箱詰めで届いているものの、偏りが多く、確かに衣類等は不足しているように見えました。
倉敷市の担当者に不足はないか聞いてみましたが、「特段ない」とのこと。
「衣類について不足しているとの声もあるが」と重ねて尋ねると、
「確かにもっと欲しいとの声もあるが、最近は避難所に洗濯機もあるので、洗濯して使って欲しい。」
と言われました。
確かにそうなのかもしれませんが、避難所の洗濯機は数も少なく、半乾きのまま着ている方もいるようです。
ライオンズクラブ国際協会336-B地区5リジョン真備町水害現地対策本部では、衣類などの生活用品を集め、被災者向けのフリーマーケットを設けています。最近は、家電製品が人気が高く、すぐになくなるそうです。
【支援物資のミスマッチ】
災害の度に起きるこの問題が、今回もまた起こっています。いい加減、過去を反省し、次に備える体制をつくらなければなりません。
東日本大震災発災時からこの問題に関心を持ってきましたが、今度こそ必ず「常設の支援物資マッチングシステム」を創ります。