仮設住宅の建設が急ピッチで進んでいます。

仮設住宅の建設が急ピッチで進んでいます。

先日、倉敷市の仮設住宅(建設型)5ヵ所・200世帯の入居者募集が行われ、314世帯から応募があり、抽選の結果190世帯の入居が決まりました。

募集を上回る住宅もあれば、柳井原のトレーラーハウスのように50世帯の募集に19世帯しか申し込みがなかった住宅もあります。

岡山県や倉敷市は更に追加で整備する方針ですが、避難所を回ってみると、「今後の生活をまだ決めていない」という方がかなりいらっしゃいます。家を建て直すかリフォームするか、リフォームの完成がいつになるかによって、今後、仮設住宅を希望する方はまだまだ増えると思われます。県や市はそういうニーズも十分汲み取った上で、建設計画を立てるべきです。

募集定員を下回ったトレーラーハウスを見てきましたが、想像以上に快適そうな住環境で、見学に来ていた被災者からも「思っていたのと全然違う」とかなり好評でした。

仮設住宅にトレーラーハウスを活用するのは今回が初めてだそうですが、発災直後から入居できること、処分費も含めれば建設するよりコストが安いこと、仮設終了後(2年後)も活用できること等から、今後の被災者支援対策として有効であると思います。