「不妊治療」について、先日の予算委員会(分科会)で塩崎厚生労働大臣に質問しました
先日の予算委員会(分科会)にて、塩崎厚生労働大臣に対して「不妊治療」について質問しました。
私から申し上げたのは、
① 不妊治療を受けている人は想像以上に多い(特に30代・40代)
② 専門医の数が少ないため、どの病院もいつも順番待ち。待ち時間が3~4時間は当たり前。
③ 特に女性は3日間連続で通院しなければならないなど、働きながらの治療が難しい。
④ 1回の治療に30~50万円かかり、年間300万円程かかる場合もある。
⑤ 助成制度があるが、年齢制限や回数制限があり、極めて不十分。
⑥ 医療保険を適用し、自己負担を少なくすべき。これにより専門医も増える。
⑦ 我が国の最大の課題である少子化対策にとって最もダイレクトに効果がある支援策であり、もっと力を入れるべき。
塩崎大臣からは、
「地元の不妊治療の専門医とよく勉強会をしており、不妊で悩んでいる方が多いことはよくわかっている。まずは産婦人科医を増やすことが第一。その上で、質の高い不妊治療の専門医を育てていくことで、待ち時間が解消できるように医師の養成に配慮したい。」
との趣旨の答弁がありました。
この問題は治療中の皆さんからはなかなか声をあげずらいテーマなので、だからこそ、「声なき声」をしっかり受け止めて、これからも政府に対して実現するまで提案してまいります。