民進党「エネルギー環境調査会」にて、岡山県真庭市のバイオマスの取組みを視察いたしました

民進党「エネルギー環境調査会」にて、岡山県真庭市のバイオマスの取組みを視察いたしました。蓮舫代表含めて9名の国会議員が参加しました。

真庭市は藻谷さんの著書「里山資本主義」ですっかり有名になりましたが、中でも一番の注目は、一昨年完成したばかりのバイオマス発電所です。総工費41億円で発電量は1万kW。総工費も発電量も原発の100分の1なので、コストは原発とほぼ同じですが、このバイオマス発電により、未利用材や間伐材はもちろん、木屑や生ごみまで再利用できる他、地域に雇用も生まれ、森林所有者にも収入が入るというわけで「いいことばかり」です。この発電所だけで真庭市全世帯(1.7万世帯)の発電量以上(2.2万世帯)を賄えるばかりか、原材料は真庭市の木材等が8割を占めており、まさに「エネルギーの地産地消」を実現しています。

全国に同様のバイオマス発電所が約40基稼動中とのことですが、この真庭方式が全国に拡がって1000箇所にもなれば、それだけで原発10基分をカバーできる計算になります。

本日の視察で、蓮舫代表も改めて「原発ゼロ」の実現に自信を深めたことと思います。