本日の衆議院本会議で、超党派で取組んできた「官民データ活用推進基本法案」が賛成多数で可決しました
本日の衆議院本会議で、超党派で取組んできた「官民データ活用推進基本法案」が賛成多数で可決しました。
先日の内閣委員会では、民進党「情報通信議員連盟」事務局長の私が質問に立ち、会長の原口一博元総務大臣が答弁に立ちました。
IoT、ビックデータ、オープンデータの時代に、国や地方自治体が保有するデータを活用し、新たなビジネスやイノベーションを創出するための法律です。
もともとは民主党政権の時、当時の原口総務大臣と一緒に準備を進めてきた「電子政府法」が雛形となった法案で、「行政手続きのオンライン原則」や「情報システムの互換性確保」などが定められています。
また国や地方自治体は「官民データ活用計画」を策定しなければならず、各省庁に対しては、内閣総理大臣が重点分野を指定したり、勧告することができる他、政府は「マイナンバー活用計画」の策定も義務付けられます。
民進党内には、個人情報保護への懸念や、地方自治体に過度な負担とならないか?などの意見もあり、法案をまとめるのは大変でした。
加えて、与野党が対決モードのため、正直言って、通せる自信は無かったのですが、いろんな幸運が重なり、何とか衆議院を通すことができました。
あとは参議院の審議ですが、今国会の会期は残りわずか。何とかこの法案は通したいと思います。あと一息、頑張ります!