政府ヒアリングその⑩「災害廃棄物の撤去」(環境省)

政府ヒアリングその⑩「災害廃棄物の撤去」(環境省)

環境省災害廃棄物対策室から、倉敷市真備町のがれき撤去の状況を伺いました。

「環境省からは審議官・課長を現地に送り、自衛隊や応援の自治体、民間の廃棄物処理事業者との調整にあたっている。自衛隊が1500名、重機150台体制で作業を続けており、自治体も大阪市、赤磐市、神戸市に続き、高松市も応援に入ってくれている。幹線道路沿いのがれきはほぼ撤去を完了した。」

と言うので、私からは、

「幹線道路は確かに片付いており感謝したい。ただ、路地や川沿いは相変わらずそのまま放置されている。また、中学校やふれあいセンターなどには大量のがれきが積んであり、これもできるだけ早く撤去して欲しい。」

と申し上げました。すると、

「どこまで国がやるべきか、いま自衛隊と協議している。」

というので、

「本来ならば自治体の仕事だと思うが、しかし、現在倉敷市はとても手が回らない。国ができることは国でやって欲しい。自衛隊にも引き続き残っていただき、1次仮置き場から2次仮置き場(2次仮置き場でゴミの分別を行う)への搬送も強くお願いしたい。」

と申し上げました。

この猛暑の中、全国から駆け付けたボランティアが連日頑張ってくれています。それ以上に国(政府)がやらなければ、しめしがつきません。