先週の総務委員会における松本内閣府副大臣への私の質問に対して、事務所へ多数のお叱りのお電話を頂きました
先週の総務委員会における松本内閣府副大臣への私の質問に対して、おおさか維新の会の足立議員から批判を受けたことが報道されましたが、その件で事務所へ多数のお叱りのお電話を頂きました。
足立議員の批判の中に、事実と異なる部分がいくつかありますので、事実関係をご説明いたします。
① 足立議員は「松本副大臣を呼びつけて質問した」と言われましたが、松本副大臣は前日、首相官邸から呼び戻され、現地対策本部長は交代となりました。新聞報道等で副大臣に被災地での対応に批判の声が上がっていたので、その真相を質そうとしたのです。
② 足立議員は「週刊誌の下請け」「永田メール以下だ」と言われましたが、主に質問したのは、副大臣が記者団に発言した内容(新聞記事)をもとに事実関係を質しました。更に加えて週刊誌の記事についても事実か否かを問いましたが、「週刊誌の記事を事実と決めつけて追及した」というわけではありません。
③ 足立議員は「テレビカメラを呼んで」と言われましたが、そのような事実はありません。
私も、足立議員と同様に、「今は震災対応について細かな質問をする段階ではない。副大臣にはできるだけ現場で陣頭指揮を執ってもらいたい。」と考えておりますので、質問も必要最小限にとどめ、副大臣には質問終了後すぐに退席して頂きました。ただ、「報道が事実であれば、被災者に寄り添った対応とは言いがたく、真相を問い質すべき」という党の方針に基づき、この日松本副大臣が出席する委員会は他になかったため、その事実を確かめたというのが真相です。
足立議員はかつて同じ党の同僚であり、官僚(経済産業省)出身で、昨年の国会では質問回数もトップの政策通議員です。プライベートでは同じ勉強会に参加し、夜遅くまで口角泡を飛ばして意見を交わす間柄なので、今回の件は残念でなりません。
ただ、足立議員が日ごろ提案するように、「一方通行の質疑でなく、双方向の議論」は必要だと思います。与野党を問わず、今回のように事実と異なる発言があった場合に、反論したり、訂正したりしながら、議論を交わすことができるようにすべきです。今後、国会改革の中で議論を深めていけたらと思います。