北海道は十勝へ、内閣委員会の視察に行ってきました

北海道は十勝へ、内閣委員会の視察に行ってきました。

「十勝」は、帯広市を中心に1市12町2村で構成され、人口は35万人ですが、面積は岐阜県と同じで、全国都道府県の中でも7番目の大きさ。現地では何度も「人間よりも牛の方が多いんです」と言われました。

しかし、地方創生に対する取り組みは、大変素晴らしいものばかりでした。

○ 広大な敷地と晴天の日が多い気候を活かし、航空宇宙実験場を誘致してきた大樹町。
○ 特産の「長いも」の海外輸出向けに24農協が合同で出荷工場を造り、輸出量を増やす帯広市川西農協。
○ 寒冷地でも強いぶどう品種を改良し、「十勝ワイン」を世に出した池田町。

いずれも、地方創生のお手本となる取組みを視察させていただきました。

その中でも特に感心したのは、帯広市を中心に進める「フードバレーとかち」構想。国家戦略特区を活用し、成長著しいアジアの食市場、特に世界人口の4分の1を占めるイスラム教徒に「ハラル食品」を提供するなどの戦略的な取組みは、民間企業(ジャフコ)出身の米沢帯広市長のリーダーシップの成果で、やっぱり地方創生はリーダー次第だなあと改めて痛感しました。(やっぱり市長ってやりがいがあるなあ。。。と思いました。)

夜は、函館ラサール高校時代(3年間寮生活を送りました)の同窓生で十勝在住者が集まってくれて、旧交を温めました。

辛く厳しい寮生活(1年生は100人部屋でした。夜8時~11時まで「義務自習」という時間があり、自習が義務付けられていました。「義務」「自習」って、日本語としておかしいと思うのですが、当時は疑問に思うことなく過ごしていました。また、生活のあらゆる場面において寮生番号で呼ばれていました。ちなみに私の寮生番号は「C-144番」で、今でも覚えています。)を思い出しながら、昔話に花が咲きました。