日曜日、NPO犬猫みなしご救援隊とにゃんともライフが実施したTNR活動を見学してきました
日曜日、NPO犬猫みなしご救援隊とにゃんともライフが実施したTNR活動を見学してきました。
TNRとは、Trap(捕獲)・Neuter(不妊手術)・Return(戻す)の意味で、「犬猫の殺処分ゼロ」を実現するために不可欠な活動です。猫は一度に5~7匹の子猫を産み、1年に3回出産することができるため、繁殖のスピードが早く、どうしても不妊去勢が必要です。
NPO犬猫みなしご救援隊の中谷代表からいろいろなお話を伺うことができました。獣医師の山口先生とともに、全国をバスに乗って飛びまわり、ボランティアでTNR活動を続けていらっしゃるとのこと。本拠地の広島市では、動物愛護センターから、年間1500匹の猫の全頭引き出しを行い、殺処分ゼロを実現しています。やっぱり「動けば変わる」です。
にゃんともライフはじめ、多くのボランティアさんが、夜を徹して捕獲した50匹以上の猫に対して、山口先生によって次々と不妊手術が行われていきました。不妊去勢された猫には、その目印として耳カットを行います。その形が花びらのようになるため、別名「さくらねこ」と呼ばれています。こうした活動に疑問を感じる方もいるそうですが、「犬猫を殺さない社会」を実現するためには、どうしても必要な活動です。
ほとんどの方が徹夜とのこと。本当に頭が下がります。私はそこまでできませんが、私にできることを少しでもお手伝いしてゆきます。次の国会質疑でさっそく取り上げたいと思います。