先週の岡山県政懇談会に続き、本日は岡山市政懇談会に出席しました

先週の岡山県政懇談会に続き、本日は岡山市政懇談会に出席しました。岡山市長以下市役所幹部と市議会幹部と、岡山市関係国会議員との意見交換会です。

私は2年前に今の大森市長と市長選挙を闘った間柄ですので、そのことを前提に以下の6点について申し上げました。

①2年前の市長選挙、私の最大の公約は「中学校3年生までの子ども医療費無料化」(当時、岡山市は小学校入学前までで、全国で最も遅れていた)でした。私に託された56371票(当選した大森市長は76487票)の有権者がそれを望んでいるはずであり、ぜひ実現して欲しい。

②そのための財源は情報システムの効率化で捻出できる。岡山市の情報システム運用コストは年間30億円弱。このうち3割を削減すれば、年間9億円を生み出すことが可能(先日閣議決定された国の成長戦略で3割削減方針は出ている)。

③2年前の大森市長の1番目の公約が「中心市街地の回遊性を高めること」だったはず。ならば、県庁通り・西川緑道の歩行者天国化は必ずやり遂げて欲しい。市長の最大の公約を県警が止めるなど本来あってはならず、断固県警と闘って欲しい。

④昨日の台風では大丈夫であったが、4年前の台風12号では笹が瀬川が氾濫し、多くの市民が避難を余儀なくされた。県と連携して一日も早く笹が瀬川改修工事を完了して欲しい。

⑤東日本大震災からの自主避難者の数は西日本一。なのに県は住宅支援を打ち切るという。国は再来年まで延長する方針であり、岡山市は少なくとも国よりは支援を続けて欲しい。

⑥犬猫の殺処分ゼロを宣言して欲しい。神奈川県や熊本市はゼロ宣言で全国から拍手喝采を浴びている。小さないのちを守れずに、大きないのちは守れないという姿勢で市政に望んで欲しい。

大森市長の答弁は、②~⑥は前向きに受け止めていただきましたが、①については「小学校6年生まで1割負担」という大変不十分な答えでした。財源は②の方法を実施すれば調達可能です。国(政府)では民間からCIO(最高情報責任者)を招き、既に実現しています。ぜひこの点はこれからもしつこく要求していきます。