岡山市も、今回の豪雨により、床上・床下浸水合わせて7600世帯が被害を受け、3300名が避難所生活を余儀なくされました。

岡山市も、今回の豪雨により、床上・床下浸水合わせて7600世帯が被害を受け、3300名が避難所生活を余儀なくされました。

その大きな原因となった旭川(御津国ケ原)と砂川(東平島)の決壊現場を視察しました。

いずれも堤防内側からの浸食による決壊で、小田川のように越水して外側から決壊した逆決壊とは異なるようです。

決壊原因の究明と再発防止策は、岡山県土木部河川課が担当していますが、小田川のような外部有識者による調査委員会は設けずに、県職員が自ら検証するそうです。

砂川の決壊による浸水範囲は750ヘクタールに及び、真備町の1500ヘクタールに次いで県内2番目に大きな床上・床下浸水の被害が出ました。

砂川は半世紀のうちに数回同じ場所での決壊を繰り返しており、近隣住民は「またか」という感じだそうです。

岡山県は原因をしっかり究明し、二度と同じことを繰り返さない再発防止策をとって欲しいと思います。