本日は、地元岡山市の被災現場を見て回りました。
本日は、地元岡山市の被災現場を見て回りました。
発災から1ヵ月と12日が経ちますが、発災直後と状況がほとんど変わっていない場所が見受けられます。
災害復旧工事を担当する岡山県防災砂防課によると、岡山県内の道路、河川等の被害箇所は2687ヵ所に及び、このうち工事費が2000万円以上の箇所が265ヶ所あり、ここは国土交通省本省の査定官(10名)が直接現地を確認してからでないと、工事を始めることができません。
先日(8月7日)、国土交通省本省から査定官が来て、14ヵ所を査定しました。査定が終わると工事額が確定し、県・市町村は施工業者を選定し、ようやく工事に入れます。次回の査定は8月末だそうですが、これも10ヵ所程度の査定だそうです。
1ヵ月で24/265。
「このペースでいつ工事は終わるのですか?」
思わず声を荒げてしまいました。
岡山県の防災砂防課長からは、
「1年以内には工事を完了させるべく準備を進めている」
とのことですが、生活道路として1日も早い復旧を望んでいる住民はたくさんいます。
声を荒げるべき相手は、岡山県庁ではなく、国土交通省です。
平時はともかく、今回のような大規模災害における査定については、大胆な緩和が必要で、国土交通省に強く求めたいと思います。