今村復興大臣の「自主避難は自己責任」発言について

今村復興大臣の「自主避難は自己責任」発言は、先日のNHK日曜討論の「故郷を捨てるのは簡単」発言に続く暴言で、「なんでこんな人が復興大臣なのか？」と怒りを通り越して悲しくなります。

でも、同じくらい腹が立ち、悲しくなったのは、本日の衆議院本会議でのヤジ。私はヤジを言わないことにしていますが、今日だけは思わず声をあげてしまいました。

代表質問で登壇した細野豪志議員が「原発事故を起こした政府の責任を自覚してほしい」と発言したところ、複数の議員から「あんたらの政権のせいだろう」というヤジが飛びました。

私は思わず、「政府の責任だって言ってるだろう。」と声を荒げてしまいました。被災者からすれば「どっちの政権かなんてどうでもいい。政府が責任を自覚してきちんと対応して欲しい。」ただそれだけではないでしょうか。それを「自己責任だ」とか、「民主党政権の責任だ」などと発言する国会議員がいることが、悲しくてなりません。

与党であれ野党であれ、国会議員一人一人が責任を自覚し、福島に寄り添うべきです。こんな当たり前のことがわからないなんて、情けなくて仕方がありません。