「動物福祉勉強会」について、山崎恵子先生はじめ、動物福祉の向上に命がけで取組まれている方々と意見交換しました
定期的(月1回程度)に開催を計画している「動物福祉勉強会@国会議員会館」について、山崎恵子先生(環境省 中央環境審議会 動物愛護部会委員)はじめ、動物福祉の向上に命がけで取組まれている方々と意見交換しました。
動物愛護管理法の改正まであと2年となり、環境省では近々、中央環境審議会の下に「小委員会」を設けて検討作業に入ります。
山崎先生から指摘がありましたが、犬や猫などの愛玩動物(いわゆるペット)の殺処分だけがクローズアップされますが、産業動物(家畜)や展示動物(動物園)、実験動物も含めた「動物福祉全体」を議論していかなければなりません。
○ 熊本市では、「犬猫の殺処分ゼロ」を宣言したが、その結果、近隣市町村では野良犬・猫があふれている。
○ 悪徳ペットショップだけを非難してもダメ。ペットショップから安易に購入する飼い主の普及啓発が大切。
○ 日本の動物愛護センターでは、高齢者への譲渡を制限しているケースが多いが、諸外国ではむしろ高齢者飼育を推進しており、フード代半額助成や散歩ボランティア、入院・死亡の際の引取り等のケアが制度化されている。
等々、「目からウロコ」の話をたくさんお聞かせ頂きました。
こういう話を私だけが聞くのはもったいないので、一人でも多くの国会議員・地方議員に共有しようと思い、勉強会を開催することにいたしました。「ぜひ一緒に勉強したい!」という国会議員・地方議員の皆さんは奮ってご参加ください。(当面、会場スペースの関係などで、参加者は議員に限らせて頂きますが、いずれ広く皆様にもご案内できればと思っています。)