衆議院総務委員会「理事懇談会」

国会閉会中ですが、衆議院総務委員会「理事懇談会」を開き、かんぽ不正問題と総務事務次官更迭について、総務省・日本郵政からヒアリングを行いました。

事務次官更迭という異常事態を受けて、我々からは「総務委員会」の開催を求めたのですが、与党からは「理事懇談会」で聞いてほしいとの回答。

私から質問したのは、日本郵政に対しては、

「郵政民営化で4分社化され、4社長は全員外部から来た人となった。4社の連携がうまくいかなかったことが今回の不祥事の最大の原因ではないか。同じように分割民営化したNTTもJRも社長が外部から来た例はない。今後4社の連携や人事体制をどのように行っていくのか。」

総務省に対しては、

「事務次官による情報漏洩はどういう内容だったのか。またその事実がどういう形で総務大臣の耳に入ったのか。情報を入手した日本郵政幹部が、官邸なり自民党幹部なりに『大臣を説得して欲しい』と働きかけたからではないか。大臣にそういう働きかけはあったのか。」

という点ですが、いずれも本日出席の日本郵政常務執行役や総務省官房長では答えられませんでした。

やはり総務大臣や日本郵政社長が出席する総務委員会でなければ、真相は明らかになりません。引き続き、野党筆頭理事として、与党筆頭理事に対して、「総務委員会」の開催を要求してまいります。

YAHOO!ニュース「総務次官の情報漏えい、調査検討の方針に転換 日本郵政」