「動愛法改正のふりかえりと今後の課題」に出席し法案の説明をさせて頂きました。
公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」が主催する「動愛法改正のふりかえりと今後の課題」に出席し、超党派議連を代表して、法案の説明をさせて頂きました。
更にその後、パネリストとしてシンポジウムにも参加させて頂きました。
冒頭、コーディネーターの杉本彩理事長から、
「この法案は高井先生がいらっしゃらなかったらできなかった。膨大な条文化作業を、夏休み(国会閉会中)返上で、毎日3時間も環境省や法制局と折衝してくださった。」
と過分な言葉を頂戴し、大変恐縮しました。
私から特に強調したのは、
「この改正法はまだまだ不十分で、反省点も多々ある。皆さんの理想が10とすれば3歩くらいだけ前に進んだ程度。しかし確実に前に進んだ。次回こそ、理想の法律となるよう今日からがスタートだ。まずは飼養施設の数値基準や8週齢規制が骨抜きにならないよう、環境省の省令づくりをしっかりチェックしてゆく。附則や委員会決議で検討事項となった産業動物や実験動物の扱い等についても、すぐに検討を開始する。次回は『動物福祉基本法』のようなアニマルウェルフェアを全面に掲げた抜本的な法律を作らなければならない。」
と申し上げました。
隣の席にいた普段辛口の太田記者から「3歩以上は進んだと思いますよ。難しい交渉をご苦労様でした」と言って頂いたのは、嬉しかったです。