【10月23日】山本太郎代表の遅刻により高井たかしが一人演説

今回もスタッフからの投稿です。

10月23日19:00より久喜駅西口にて
山本太郎代表と高井たかしの街宣が行われるはずでした……。

山本代表はその前に大宮で辻村ちひろ候補の応援演説に入り、
その後に、JR大宮駅から宇都宮線に乗ってやってくるという予定。
ところが、
宇都宮線ではなく高崎線に乗ってしまうという、まさかの事態に。

到着まで時間をつなぐしかない高井たかし。
ひとりステージに上がり、
今まで各地域で訴えてきたことを話し出しました。
それが秀逸! グサグサ刺さります!

いろいろ話す中で最も聴衆を引き込んだのが
財務省の解体と、
省エネ・再エネに対する経産省のやる気のなさ、
といった
元総務省の官僚であり、与党を経験したことのある高井たかしならではの話。

2009年、民主党が政権を獲る際、彼らは予算の権限を財務省から国家戦略局へ移すといった公約を掲げました。
しかし、財務省に取り込まれたリーダーたちはそれを反故にします。
当時、民主党にいた高井たかしはそのときの悔しさが今でも忘れられず、
財務省の解体は自身にとっての重要課題だと語りました。
財務省がなぜ緊縮なのか。
それは、予算という自らが持つ巨大権力を守るため。
予算をホイホイ出すようなら、ほかの省庁が言うことを聞かなくなる。
その歪んだプライドが今の成長しない日本を作ったといっても過言ではありません。

地震の多いこの国において原発は危険すぎる。
30年以内に起きるといわれている南海トラフ地震は東日本大震災の約10倍。
なのに、担当省庁の経産省は原発をやめる気がありません。
経産省の中に自然エネルギー庁という組織があり、
原発を推進したい原子力の部長と
自然エネルギーの成長を担う省エネ・再エネ部長が存在しています。
二人の関係性は原子力部長が先輩で、省エネ・再エネ部長が後輩という間柄。
つまり、
上下関係の力学において原子力が推進されるということです。
たったそれだけのことで国の方針が決まるっておかしなことです。

こういった話をすると
一般の方々は食い入るように聴いてくれます。
このときの高井たかしは無双状態。高井無双です。
まだまだ知っていることを話してほしい。

ちなみに山本代表、
マイクを切るリミット20時の3分前に到着しました。