3年以内に山本太郎総理誕生のシナリオ

参議院選挙は今日が最終日。

18日間訴え続けてきた「3年以内に山本総理を実現」の公約をどうやって実現するかについて最後に話しておきたい。

私は今の政治状況は30年前に似ていると考えている。

30年前の1993年、長期政権による腐敗から自民党が分裂し、過半数を割り込んだ。

その結果、非自民・非共産の8党連立政権が誕生し、わずか35議席の日本新党党首の細川護熙氏が総理大臣になった。

なぜ細川護熙氏だったのか?

それは同氏の国民的な人気と発信力、そしてカリスマ性であった。

参議院選挙後、野党はおそらく分裂する。

野党の分裂はもう一度強い野党を創り直すためには不可欠だ。

多くの国民の声は

「自民党はいい加減にしろ。でも野党に任せるのはもっと心配だ」

というものだ。

今こそ、バラバラの野党をまとめあげ、強い野党に再編することができるリーダーが必要なのだ。

そんなリーダーが今の野党にいるのか?

一人だけいる。それが山本太郎だ。

圧倒的な演説の力。老若男女幅広い層から支持を集め、カリスマ性もある。何より永田町の空気を読まないぶれない力。強力なリーダーシップがある。

今の野党に必要なのは、優等生型のリーダーではない。

型破りであっても、強烈なリーダーシップとカリスマ性を兼ね備え、何があってもぶれないリーダーだ。

これは私だけが言っているのではない。

多くの国会議員が密かに思っている。

表立っては口にしないが、私の耳元でこうささやく。

「今の不甲斐ない野党をまとめ、選挙の顔になれるのは、山本太郎しかいないよな。」

山本太郎に会ったことのない人が初めて会うと、皆一様に「イメージと全然違うね」と言う。

永田町の空気を読まない数々の行動が、やんちゃなイメージがあるようだ。しかし、実際の山本太郎は、極めて誠実で真摯で真面目な男だ。山本太郎に会った国会議員はたいていが太郎ファンになる。だから永田町には「隠れ太郎ファン」がかなりいる。

参議院選挙が終わり、野党が分裂し、カオスの時代になると、必然的に強いリーダーに人は集まる。多くの国会議員が山本太郎の下に結集し、山本太郎が核となって政界再編が始まる。

野党第一党の党首が山本太郎となり、自民党総裁と党首討論を行う。今のような数分間ではなく、1時間じっくり論戦を闘わせる姿を見れば、国民の関心はいやが上にも盛り上がる。

3年後の衆議院選挙の投票率は、2009年政権交代時を超える70%超えも夢ではない。そこまで投票率が上がれば、自ずから政権交代は実現し、山本太郎総理大臣が誕生する。

これが私が考える「3年以内に山本太郎総理誕生」のシナリオだ。決して夢物語ではない。極めて現実的なシナリオだ。

ただ、このシナリオの最大のハードルがこの参議院選挙だ。

この選挙で山本太郎が、そしてこのシナリオを描き、「隠れ太郎ファン」の国会議員を集めてくる高井たかしが当選できなければ、このシナリオは水の泡となってしまう。

ぜひ、明日の投票日には、今の政治を変えたいと願う皆さんの、良識ある判断をお願いしたい。