BS朝日「激論!クロスファイア」にれいわ新選組を代表して出演
10月17日(日)と24日(日)18時~18時55分までBS朝日で放送される「激論!クロスファイア」にれいわ新選組を代表して出演した。
選挙前の討論番組としては珍しく手を挙げて田原総一朗氏に指名された者が発言できる「朝まで生テレビ」方式だったが、テーマが得意分野の「コロナ対策」や「消費税」「積極財政」だったので積極的に発言。「れいわニューディール」もしっかりPRできた。
発言者の時間配分が議員数で決められる地上波放送の討論番組よりも、少数政党でも発言のチャンスは平等で、ある意味「公平」だった。自民党は積極財政論者の西田議員のため我々と意見が一致することが多く立憲の福山幹事長は「選挙前に自民党の公約と違うことを言うってのはどうなんだ」と怒っていた。
西田議員は「20年間経済が全く成長していないのは消費税増税のせいだ」「消費税は減税すべきで、今党内でその方向で検討している」「財務省の矢野事務次官の寄稿は大問題で更迭すべきだ」等々発言。私からは「西田さん、それ必ず岸田総理に言って実行してくださいよ」と申し上げた。
私から「財務省設置法には『健全な財政の確保』しか書いておらず『日本経済の発展』とは書いていない。財政健全化は財務省の省益に過ぎない」「消費税増税分はそのまま法人税減税に回っただけ。安定財源を求めるのは財務省の怠慢」等発言すると西田議員から「高井さんはいいこと言う」とエールが。
私や西田議員だけでなく、国民民主党の大塚議員や共産党の山添議員も論理的に「積極財政」「消費税減税」の必要性を説明したので、MCの田原総一朗さんの理解もかなり進んだと思う。意外なことに「NHK…党」の立花党首も積極財政派で番組は「積極財政」一色だった。
れいわ新選組の公約「れいわニューディール」の財源については「年間144兆円国債を発行しても政府目標のインフレ率2%にはならない。これは参議院調査室の試算であり、私は国会(委員会)で財務省にそのデータをそっくり渡して反論できるか聞いたが答えられなかった」と申し上げた。
岸田総理の「総裁選の公約違反」が議論になったので、私から「岸田総理はインターネット番組で『総合支援資金の再貸付延長』を約束しておきながら、政府に検討すら指示していない」と発言。N党立花氏が「総裁選の公約は守る必要はない」というので「検討すらしないのは問題だ」と強く申し上げた。