総合支援資金・自立支援金に関する厚労省室長とのやり取り

「生活困窮者自立支援金」や「総合支援資金再貸付の3ヵ月延長」について、厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 生活困窮者自立支援室の唐木室長とのやり取り。

 

高井「自立支援金の申請受付はいつから始まるのか?」

室長「一部自治体は既に受付を開始しているが、原則として明日(7月1日)以降準備ができた自治体からスタートすることにしている」

 

高井「厚労省から申請要領や審査基準など発表しないのか?」

室長「各自治体から発表することとしており厚労省からは発表しない」

 

高井「問答集(Q&A)はないのか?」

室長「各自治体には通知しているが厚労省から発表することは考えていない」

 

高井「ハローワークは登録のみでよいと言っていたはずだが変わったのか?」

室長「3ヵ月の支給期間内に生活を安定してもらうための制度であり、月1回以上の自立支援機関の面接、月2回以上のハローワークの職業相談等を条件に加えた」

 

高井「これだけ条件が厳しいと20万世帯も支給できないのではないか?」

室長「総合支援資金の申請期限が8月末まで延長されたので、申請がどんどん増えている。逆に20万世帯を超えるのではないかと心配している」

 

高井「総合支援資金の予算はかなり残っている。やはり再貸付を3ヵ月延長すべきだ」

室長「8月末までにどのくらい申請があるかわからず予算が残るかどうかわからない。その時の状況を見ながら検討したい」

 

高井「それでは遅い。7月7日の厚生労働委員会でこの問題を質問するので田村大臣にはその時までに決断するよう伝えてほしい」